後祭の昼の部レポートに続き、宵山夜の部レポートです。
今回は関係者しか入れない橋弁慶山の町会所にてお宝を近くで見せていただき
保存会の方に説明をいただくというありがたい時間でした。
午後7時に四条烏丸でお客様と待ち合わせ、まずは夕暮れの大船鉾に向かいました。
今年付けられた龍頭やまだ新しい鉾からは木の香りがしてきます。
大船鉾のすぐ近くのベジバルさんにて夕食を。
パスタの美味しいこと。
橋弁慶山の町会所へ向かうため、名残惜しいですが、1時間の滞在になりました。
橋弁慶山町会所の二階へ上げていただきます。
(橋弁慶山の町会所は関係者以外は入れないのでご注意ください)
近くでの写真撮影の許可をいただきました。
歴史ある胴懸けや前懸け、その他お宝の数々を保存会の方にご説明いただき、ありがたい時間を過ごさせていただきました。
橋弁慶山はくじ取らずの山です。
昔から町内の方が守って来られた山。
厄除けのちまきも大量には作られていません。
お客様とツーショットを!
遅い時間でしたが、休み山の鷹山のお囃子が聞きたいなと思い、尋ねましたら
「お囃子はもうされませんか?」
「今から、やらせていただきます」
この夜も幸運に恵まれます。
早速、お囃子を始めてくださいました。
どんどん観衆も増え、盛り上がります。
20分ぐらい聞かせていただきました。
鷹山は休み山で復活を願い、山町の方がこのようにお囃子をされています。
何十曲もあるお囃子、譜面も見ずに素晴らしいです。
次に美しい北観音山。
最後に南観音山へ向かいます。
また、タイミング良く、南観音山の日和神楽が帰ってきました。
日和神楽とは翌日の山鉾巡行が無事に行われるように願い、宵山に回られるものです。
この後、祇園祭の通に人気のあばれ観音です。
すごい暴れようなのです。
これらが終わると一気に明日の巡行に備えて、山鉾町は静まり帰ります。
祭の前の静けさです。
巡行のレポートもお楽しみに。