祇園祭関連の最終レポートです。
祇園祭といえば、宵山の賑わいや山鉾巡行をイメージされる方がほとんどでしょうね。
その山鉾巡行が厄払いをし、清めてくれた後に八坂神社、宮本組の行列や神輿渡御があるのです。
前祭の後には神幸祭、八坂神社を出た神輿は氏子地区を周り、御旅所に到着。
その一週間後に、後祭の後、還幸祭として、御旅所から神輿渡御が行われ、八坂神社に神輿が帰ります。
今日は還幸祭のレポートです。
神輿は三基あり、それぞれ三若神輿会(さんわかしんよかい)の中御座、四若神輿会(しわかしんよかい)の東御座、錦神輿会(にしきしんよかい)の西御座です。
祇園祭発祥の地、神泉苑に来るのは中御座です。
神泉苑は現在、真言宗のお寺です。
神仏習合を思わせる儀式の準備が整っています。
神輿が到着しました。
神泉苑のご住職と八坂神社の神官さんが席を同じくされます。
この時は神輿を担いでいる人も腰を下ろします。
儀式の後、神輿の差し上げ、そして、八坂御供社(又旅社)に向かいます。
儀式後の神泉苑は静かです。
三条会商店街にある八坂御供社で神輿を待ちます。
神輿がやってきました。
こちらでのお祓いも終わり、ふたたび、神輿が担がれ、八坂神社に向かいます。
こんなに可愛い子供たちも。
中御座につづき、東御座、西御座の神輿がやってきました。
三条堀川を東に向かう神輿です。
八坂神社に三基が到着するのは日が変わる少し前。
お疲れさまでした。
来年の祇園祭でみなさまとご一緒できること、楽しみにしております。
下戸眞由美(おりとまゆみ)