ふたばの豆餅、京都好きの方には定番中の定番ですね。
正しくは出町ふたばの名代豆餅です。
初めて聞かれる方に簡単に説明します。
「出町ふたば」とは京阪電車・叡山電車の出町柳駅にほど近い場所にある和菓子のお店です。
贈答用にというより、地元の人が自分が楽しむため、親しい人と一緒に楽しむ町のおまんじゅうやさんという感じです。
地元で生まれ育った案内人が何度食べても美味しいと感じる豆餅とは!
豆餅ってどんな豆を使ってるのでしょうか?
豆餅は外から見ると黒っぽい豆が透けて見えますが、なんという豆かご存知ですか。
小豆でもない黒豆でもない、「赤えんどう」です。
江州米でついた餅に赤えんどう、塩味が効いていて癖になるお味です。
中にはこしあんが入っています。
いつも行列ができていると聞きますが、狙い目はいつ?
土日祝に関しては30〜40分待ちは当たり前で、お祭りの日なんかは行列が二重三重になります。
ただし、お店の方の手際がとても良くて、注文を受けた人がレジまで担当されるので、行列から想像するよりは意外と早く買えたりします。
平日の朝一番か終了間際で並ばずにゲットできる時もあります。
とはいうものの、売り切れごめんですので、夕方はオススメできませんが。
夏の暑い日は人が少なく、この日もほとんど並ぶことなく買うことができました。
出町ふたばの豆餅はお土産にできないのでしょうか?
京都に来られて、ご自身で口にされたらきっとお土産にしたいと思われることでしょう。
消費期限は本日限りとなっています。
さて、どうしましょうか?
翌日は食べられないのかと聞かれると、これは自己責任ですが…。
正直なところ食感が変わります。
やはり硬くなるのでオススメはできませんが、自分やご家族だったらOKかもしれません。
ご友人へのお土産にはやめておかれた方が良いと思います。
豆餅、今すぐ食べたいあなたへ
豆餅、お店で見て買った途端に食べたい衝動にかられます。
地元の私でもそうなので、楽しみに来られた方だと尚更でしょうね。
私だったら、ほんの1〜2分で行ける鴨川のベンチで頬張ります。
くれぐれも盗られないようにしてください。頭上から狙っているものがおりますので。
少し我慢ができるようでしたら、散歩がてら京都御苑に向かいます。
こちらも10分もあれば到着です。
お茶も忘れないようにどちらかでお買い求めくださいね。
空が高く見晴らしの良い京都御苑、京都では広い公園部分も御所と呼んで市民の憩いの場になっています。
ふたばの豆餅食べたら、ほっこりできますよ。
出町ふたばの豆餅のリピーターさんにオススメ「餡なし豆餅」。
こしあんの入った豆餅、大好きでいつも食べていますというあなたへ。
お時間のある時だけですが、「餡なし」を作ってもらえるかもしれません。
これは塩が効いていてあっさりしてやみつきになる美味しさです。
リクエストしてから作ってくださるので、待ち時間が必要、またはその日の餡なしが終了ということもあるので確実ではありませんので悪しからず。
出町ふたばのお店情報
京都市上京区河原町通今出川上る青龍町236
電話 075-231-1658
火曜・第4水曜定休
行列ができていることがほとんどですので、時間に余裕を持ってお出掛けください。
2016年8月現在の情報です。
地図をご覧いただくとわかりますが、東へ歩くと鴨川です。
階段がありますので、河川敷に降りてください。ベンチがあります。
西に向かうと緑の部分が京都御苑です。
みなさん、京都に来られた時には出町ふたばの豆餅で穏やかな幸せ時間を味わってくださいませ。
京都癒しの旅でもお客様とよくご一緒しております。